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症状から考えるケア方法

屈腱炎(エビ)が発生したら

 ★毎日、脚を触ることで馬の脚の変化を見つけられるようになることが重要です。どんなに小さいものでも、これを見逃さないで処置をすれば最小限に止められることを忘れないでください! 始めの24時間がとても重要になってきます!

 ★屈腱の炎症を見つけたら、すぐに脚を【20分程度冷却→レーザーを当てる】を3クルー、できるだけ毎日、午前と午後に行なう事が望ましい。
(脚の冷却中は、レーザーで頸、肩、ヒザ上から肘までの筋肉をほぐして血行をよくし筋肉の伸びが腱を助けやすい状態を作ることで腱が楽になります。)
3クルーが終わったら消炎作用のある薬を塗ります。(DMSOを使用した場合、絶対にバンテージなどを使用してはなりません。)

 ★レーザーが無い場合
脚を冷やしている間にマッサージローションで特に両肩〜両ヒザまでを良くマッサージしてあげる(筋肉をほぐす目的で)、できれば身体全体が理想的です。ほとんどの馬が片方の脚に屈腱炎を発症するが、反対側にも負担がかかるため、ケアをする際には、必ず両方の脚をケアすることで予防策となります。
脚の冷却後は、消炎作用のある薬を塗る。(1日2回以上行なう)
薬を塗った後に、4時間ほど時間を空けて市販の磁気などを貼るか、伸縮性のバンテージに磁気を付けておくと効果があります。(夜の間だけ使用するのが理想的)
※注意事項 :磁気は、続けて12時間以上は、使用しないようにしてください。磁気を使用した後にレーザーなど使用する場合は、4時間ほど時間を空けてから使用してください。

 ★バンテージについて
引き運動や調教の際に必ず伸縮性のバンテージを使用しましょう、腱を助ける役目をします。
馬房においては、軽度の屈腱炎の場合は、バンテージ、肢巻などを巻かないでください。(よく、屈腱炎が出たら馬房で肢巻を使用しているのを見かけますが、これによって炎症が酷くなる場合があります。)

重度の場合には、馬房でも肢巻を使用しますが、これには細心の注意をしながら巻いてください。巻き方は、同じ力で締め、屈腱の部分で強く締め過ぎないよう注意しましょう。
自信の無い場合は、厩務員で肢巻のベテランの方にお願いするのが一番です。